事業内容
主な事業
1.ビルメンテナンス(フロア定期清掃等)
2.ビルメンテナンスコンサルタント
3.ビルメンテナンス教育、訓練、技術指導
床面の美観および保全性の向上を目指して
すべての床材に共通して言えることですが、快適性(美観と衛生)および保全性を向上させるためには、“適切な頻度と方法”による日常清掃管理が行われていることが必要となります。

通常の樹脂系・木質系床材の場合
歩行量が激しい玄関ホールや廊下、衛生的な環境が求められる食堂などは月1回、通常のオフィス内であれば、少なくとも2カ月に1回の頻度での計画をお勧めいたします。
頻度が高いほど1回あたりの作業難易度が低くなりますので、 トータル的にはお安くなります。
ノーワックス加工された樹脂系・木質系床材の場合
最近主流となってきました、ノーワックス(清掃メンテナンス不要)の床材ですが、初期にワックス保護膜を形成しておかなければ、取り返しのつかない状態になって しまいます。
これは、ノーワックス床材が汚れに対しては耐性がありますが、歩行や什器備品の移動などによる、いわゆる “ひっかき傷”には弱く、それらが目立つようになってから、対応を考えても元に戻すことはできません。 なるべく早い段階で、ノーワックス床材に適合したワックスを塗布し、表面の保護を行うことをお勧めします。
表面に着く傷は、その保護膜で阻止することができます。 なお、この床材の場合には現状調査を行った段階で、保護膜を形成するタイミングを逸してしまった場合には、ご希望に添えない場合がございます。
リセット(剥離による保護膜の再構築)作業について
樹脂ワックスも、時間の経過とともに劣化しますし、歩行がない壁際などと歩行の多い部分とで、光沢に大きな差が生じてきます。
そこで、定期的に剥離洗浄を行い、保護膜を再構築することをお勧めします。作業周期の目安は、通常であれば2~3年に1回くらいが適切です。
リノリウム床材の場合
天然素材で作られた床材で、張替時の廃棄も容易に行えるので、環境に優しい床材として、最近施工されるケースが増加傾向にあります。 しかしながら、アルカリの洗剤に対しては耐性がなく、不用意に洗浄を行うと黄変してしまい、元に戻すことが不可能になってしまう恐れがある、非常に厄介な床材でもあります。
弊社では、豊富な経験と知識を持ったスタッフが、独自の技術で作業に当たりますので、最初の洗浄作業から基礎塗膜の形成、仕上げポリッシュの塗布まで、安心してお任せいただけます。
カーペットの場合
カーペットこそ、日常清掃の頻度や方法によって、美観の回復や建材の保全に大きな影響が出る床材はありません。カーペットは、繊維によって構成されているため立体的な構造となり、表面積は実面積の100倍になると言われております。 例えば、私たちが身に着けている衣類と同じで、汚れが目立たないからと言って洗濯をせず、汚れてきたから洗濯をしても、完全に除去することは不可能です。
弊社ではカーペットの汚染度や施工状況に応じて、完全クリーニングと簡易クリーニングのいずれかの方法で作業を行います。
石材の場合
大理石や花崗岩などの天然石は、ワックスや撥水剤で表面をコートしてしまうと、本来の風合いを損ねるだけではなく、劣化促進の原因となりますので、ダイヤモンドパッドによる研磨をお勧めいたします。
また、建物の外に施工された石材のクリーニングは、洗浄汚水がどうしても公共下水道に流れ込み、水質汚濁防止法等に抵触するほか、ガラスやステンレスなどを腐食させる危険性がありますので、洗剤の使用は避けなければなりません。
弊社では、このような特殊な条件や作業環境にも対応可能です。
リセット(剥離による保護膜の再構築)作業の例 -研修室-
一般的な樹脂タイル(Pタイル)ですが研修室のため20年近くリセット作業をしていませんでした。ワックス層が厚く、蛇腹状に汚れが堆積していましたが、施工後は見違える様に本来の状態にリセットされました。 この状態を維持するために年3~4回のワックス清掃と2~3年毎のリセット作業を推奨しています。




プロモントからのご提案
各床材別に“一般的な方法”として前述を参考にして頂き、経験豊富なスタッフ が現地に赴き、現状調査を実施したうえでお客様の資産の保全を第一に考え、科学的根拠に基づいた、安全で最適なメンテナンスのご提案をさせて頂きます。
弊社はオールマイティー
これまでご紹介してきました各床材の対応はもちろん、それ以外の建材につきましても対応できる場合があります。
ご依頼される施設の特性別では、一般オフィス・病院・商業施設のほか、
工場(GMP・HACCPエリア含む)などでの業務経験を積んだ、知識・技能・技術に優れたスタッフが対応いたしますので、安心してお任せいただけることができます。
また、お客様がISOや5S・EHS・BCP等を導入される、あるいは導入はしたけど進展しないなどでお困りの場合は、こちらもサポートすることが可能ですので、お気軽にご相談ください。
ご依頼いただけることを心よりお待ち申し上げます。